那覇⑪:えんとつ町のプペル展〈西野亮広〉
えんとつ町のプペル展
「えんとつ町のプペル」って知ってましたか?
う~ん!もももちは名前を聞いたことがあるが、絵本って程度のもので詳しく知りませんでした!そしてなんと!運よくTギャラリーに行った際にえんとつ町のプペル展をやってました!無料だしラッキーっと軽い気持ちで入場しましたが、結果、沢山の人に見てほしいと思えるほど得られたものは重かったので紹介したいと思います!
まず、なんと大人は無料で子供は300円の入場料、思わず笑ってしまいました。
でも、実はこの300円に主催者側の込められた思いがありました:
だそうです、実際300円を払って入場したのを見た事ありませんでした。きっと子供たちは喜んでお手伝いをした事でしょう。これもこの作品あってのやり方だと思います。
写真撮影OK! 作品をご紹介
そして、場内の作品の一部です。
人が沢山いましたので、綺麗な写真を撮れませんでしたが、作品に対する確かな感動を覚えました。こんな綺麗な絵!しかも光る絵!よく書けましたなっと思いました。
*絵が光るのは光を当てているのではなくて、特殊なフィルムに絵をプリントし、後ろからLEDライトを当て、絵そのものを光らせているそうです。
発想がすばらしいですね。
ここに書かれているキングコング西野亮廣さんの思いを読んだら、絵本作家である西野亮廣さんの思いに感動を覚えました。本当にすばらしい作品にすばらしい人ですね。えんとつ町のプペルは一言でいえば、生まれたゴミ人間プペルと、父親を亡くした煙突掃除屋の少年ルビッチとの物語ですが、作品に込められた思いはもっとすごいものでした。うまくこの思いを伝えたらいいのになと思いましたが、全然自分の文字でうまく伝えられませんので、本人のあとがきを拝借します:
『えんとつ町のプペル』とは:
「えんとつ町は煙突だらけで、そこかしこから煙が上がり、頭の上はモックモク。朝から晩までモックモク。えんとつ町に住む人は、青い空を知りやしない。輝く空を知りやしない。『空』という概念がないものですから、見上げることもしません。
そんな町に突如現れたゴミ人間と、その友達の煙突掃除屋が、それでも空を見上げるもんだから、町から袋叩きに遭ってしまいます。えんとつ町は、夢を語れば笑われて、行動すれば叩かれる、現代社会の風刺。そして、「夢を見る」「夢を語る」「行動する」といった、大人になる過程で皆が折り合いをつけて捨てたモノをまだ持ち続けているという意味で、主人公を《ゴミ人間》にしてみました。
『えんとつ町のプペル』は、そんな物語です。」
このあとがきだけじゃ足りないと思いますので、もっとみてあげてください:
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
制作期間は4年半、携わっているスタッフ35名はこの絵本の売り上げで生活してるのにもかかわらず作品を無料で公開する勇気とその思いに心を打たれました。
知れば知るほど魅了される作品だと思いますので、ぜひ見てください。