石垣島⑯ 石垣島 730交差点と730記念碑
730「ナナ・サン・マル」交差点
住所 :沖縄県石垣市美崎町3
石垣港とユーグレナモールの中間地点にある交差点。一見すると普通の交差点でした。
戦前の沖縄県は日本国内の他の地域と同じく自動車は左側通行であったが、沖縄戦終了直後の1945年6月24日に、沖縄を占領下に置いたアメリカ軍により右側通行に変更されていた。「730」の名称は、1972年の沖縄返還後、1978年7月30日をもって県内全域で日本本土同様の左側通行に戻したことに由来する。
wikipediaから引用
730交差点は石垣島内各地への出発点となる交通の要衝であり、石垣島市内では一番交通量が多い所だそうです。
730記念碑
1978年7月30日の「当日は、午前6時に経過措置終了を知らせる消防署のサイレンと石垣港に停泊する船の汽笛が鳴らされ、県外からの応援71名を含む総勢164名の警察官及び民間指導員が終日、本交差点を通過する自動車に左側通行を指導した」そうです。この際に大きな事故も無くスムーズに左側通行への移行が完了したことを祝して「730記念碑」が立てられました。
そして、2008年7月30日には30周年記念事業として石碑一帯の両脇に一対のシーサーを設置して公園化し、新たに「730シィーシィーパーク」と命名された。「シィーシィー」は琉球語の八重山方言でシーサーのことです。
730交差点は、観光客にとっては普通の交差点にしか見えないかもしれませんが、島の人々に取っては大変思い入れのある場所だと思います、歴史的にも大事な日だったので、こんなもんかと思わずに石垣島に行ったら足を運んでみてください~
石垣港が近くて、辺りにお土産を買えるショッピングセンター街やおしゃれなレストランも多く、散策には適した所です~