タイ・バンコク:クルーズでアユタヤ観光⑤ワット・マハータート
ワット・マハータート
1374年に建立された大寺院で、建立者について、オランダ人商人、エレミアス・ファン・フリートの記録に依れば、ラーマーティボーディー1世による建立と伝えられるが、『アユタヤ王朝年代記』は、1374年のパグワ王(ボーロマラーチャー1世)による建立と伝えるっと2通りの説があり、重要の遺跡の一つです。
アユタヤ歴史公園内にあります。
ワット・マハータート寺院の建築は、中央にロッブリー様式の大きな仏塔があり、その回りを小さな仏塔が囲み、その回りを回廊が囲んでおり、礼拝堂と仏堂が東西にあったと推測されていますが、1767年ビルマ軍の攻撃により破壊され、今は崩れ落ちたレンガの壁や礼拝堂の土台のみが残る廃墟と化しています。
現在も補強修理はされつつも、基本的にはその姿のままに残されています。
現地で見た姿はあんまりにも悲惨のため、写真はそんなに多く撮ってません、中に、当時金箔が貼っていたらしい仏像の頭部のみがビルマ軍に持ち去られたため、頭のない仏像が多くて、大変、無残な姿でした。
ワット・マハータートの仏頭
ワット・マハータートマを有名にしたのはこの石仏の頭部が入った菩提樹です。ビルマ軍が切り取った仏像の頭部が、木の根に取り込まれ、長い年月を経てこのような姿となってしまいました。もう樹を切れなければ取り出すことができないでしょう。
また、この仏像と写真撮影の際は、仏像の頭部より上に立たないようにお願いしますとの案内板が隣に立っており、仏像への敬意を表していました。
なかなかインパクトのある目をしておりました。
廃墟を化した中でも、1956年のワット・マハータートの修復の際、塔の跡から数々の黄金仏や宝飾品などが発見され、これらは現在チャオ・サン・プラヤー国立博物館に展示されているそうです。
ワット・マハータート
名称 ワット・マハタート(アユタヤ)
名称(英): Wat Phra Mahathat
営業時間 :8:00〜18:00
無休ライトアップ:19:00〜21:00
住所 :Tha Wasukri Phra Nakhon Si Ayutthaya