鳥取・島根⑭:【世界遺産】石見銀山(いわみぎんざん):龍源寺間歩
間歩(まぶ)とは石見銀山の坑道(こうどう)のことです。
龍源寺間歩は、石見銀山遺跡の中で唯一、公開されている坑道。通り抜けができます。江戸時代の中頃に開発された、石見銀山の間歩群では他に永久、大久保、新切、新横相間歩があり、ともに代官所の直営で「五か山」と呼ばれていました。
龍源寺間歩は入り口から水平に約630mに続いており、大久保間歩に次いで長い坑道です。現在は157mの区間を公開しています。
龍源寺間歩入場料:
入場料は410円でした。
入り口です。恐そう~と感じつつも、これはこれは貴重な体験になりそうだなと思いました。
長く続く道のり。ドギドギ~
しゃがまないと頭をぶつかりそうな所もあるので、注意しながら進みましょう!
暗いなぁ。なんというかここまで掘ったのはどんなに苦労をしたことでしょうっと感心します。
すごいなぁ!
立入り禁止区域?も所所ありました。禁止と言われれば逆に入りたくなる気持ちを抑えて覗くだけにしましょうね。子供一人余裕に入りそうな立ち入り区域、どこまで伸びているのかな、気になる。
ひおい坑、鉱脈を追って掘った坑道ですって。
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鉱脈とは
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岩石の割れ目を有用鉱物が満たしてできた板状の鉱床。多くはマグマから出た熱水溶液が鉱物を沈殿させてできる。帯状の断面として見えます。
現在地、龍源寺間歩は出口に向かっていく新坑道を含めて全長274mあります。
立入り禁止~
これは排水坑です。龍源寺間歩にたまった水を約100m下の永久坑道へ排水したと言われています。
入り口からは約160m地点で、坑道は左にカーブしながら195m地点で落盤のためふさがってます。これ以上はもう進めません。
正面はこんな感じです。ここから奥は、高さ約2m、幅約90cmで大人がやっと通れる大きさでした。
そして、上の160m地点の左側は出口へと続く新坑道です。真っ直ぐに伸びってます。
新坑道のサイドに休憩のために設置された椅子があります。
出口へと続く壁面にたくさんの石見銀山絵巻が展示されており、坑道の掘り方や掘られた当時の様子を描かれていました。勉強になります。
出口です。
順路にすすんでいけば駐輪場にたどり着きます。
間歩の出口から駐輪場までの途中にこのような小さいお店が一店舗がありました。
石見銀山の香り袋。面白い!覗いてみてください。
店舗のちょっと離れた所にこのようなコーナーがありましたが、もももちは買いたかったのに、小銭の持ち合わせがなかったので、諦めました。後々で思ったのですが、お店に行けば両替してもらえたのになぁ~と。
石見銀山の記念にいいかもしれません。
龍源寺間歩、新鮮な体験でした。
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