momomomchiのANAマイルと旅行日記

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鳥取・島根⑮:【世界遺産】石見銀山遺跡 渡辺家住宅(無料休憩所)

 

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石見銀山代官所地役人遺宅:渡辺家住宅(無料休憩所)

江戸時代は坂本家の居宅でした。現在の建物は寛政12年(1800)の大森大火後の文化8年(1811)に建てられたもので木造平屋建(一部2階)、切妻、桟瓦葺、外壁は塗屋造り、延べ床面積約223㎡、主屋背後には裏座敷(木造平屋建、切妻桟瓦葺)、土蔵(土造2階建、切妻、桟瓦葺)が配されています。通りに面して土塀を廻らせ前庭を設け、奥に主屋を配置する武家屋敷特徴をよく伝えているそうです。渡辺家住宅江戸時代後期に建てられた旧銀山町に残る唯一の地役人住宅の遺構として貴重なことから平成14年(2002)に国指定史跡に指定されています。

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龍源寺間歩から下ったとき、渡辺家住宅案内する方が居ました。

「みててください」と招き入れてくれましたので、自転車を住宅の横の空き地に止め、中に入りました。

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玄関から入り、真正面に広々とした和室の座敷が休憩場になっています。

当時のこの6間取りで式台付の玄関や座敷のつくりは、格式が高いそうですよ、ぜひ休憩をかねて見学しましよう。

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座敷の左横の廊下を通り、奥に行きますと竈が2個置かれいていて、当時の台所にあたる部分だそうです。f:id:momomomchi:20170519155315j:image

は和室と繋がっているようにみえ、かまどに薪(まき)を入れて火でたくのは、とても大変なのに、座敷に座ってやるのはもっと大変そうだなと思いました。f:id:momomomchi:20170519155347j:image

竈の向かい側に流し台がありました。

綺麗に修繕されていますが、昔の暮らしの模様をなんとなく思い描けました。

大変親切に案内して下さってありがとうございました。f:id:momomomchi:20170519155435j:image

台所から出た奥に母屋があります。真ん中の空き地にテーブルと椅子を置けば、中庭の完成ですね、緑に囲まれながら座敷ではなく、ここでお茶できるなぁと思いました。

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母屋の横を通り、さらに奥に進むとこのような変わったドアに出会えます。

渡辺家住宅の裏座敷の廊下続きに土蔵があり、こちらはそのドアにあたる部分ではないかと思います、最初はフェイクかなと思って触れたら本物だったのでびっくりしました。土でここまでできるとは、先代の知恵はすごいですね。

ぜひ訪れて、昔の伝統文化に触れてください。

 

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