鳥取・島根⑳【日本一の庭園】〜足立美術館〜
ご存知でしたか?日本一の庭園は、美術館の中にありましたこと。
以前テレビで庭園が紹介されたのをみて、素敵な所だなと思いましたが、足立美術館については現地にきて、気づきました。笑、えっと思ったが、きっとテレビに映ってる庭園があんまりにも美しかったから美術館のことが頭になかったのだと思います。笑。
足立美術館
住所:〒692-0064 島根県安来市古川町320
電話:0854-28-7111
アクセス:安来駅からバスで20分(安来駅-美術館 無料送迎バスあり)
開館時間:春夏秋 9:00~17:30 4月~9月 9:00~17:30
開館時間:冬 9:00~17:00 10月~3月 9:00~17:00
休館日:年中無休
【入園料】
[大人]2,300円、 [大学生]1,800円、 [高校生]1,000円、 [小中学生]500円
[2年間パスポート]6,000円 ※土曜日は小中高生無料(要学生証提示)
全体図はこちら。
足立美術館には本館と新館があります。チケットを購入後、もももちたちはまず庭園の景色を一望できる本館から順路で①の枯山水庭→ ②苔庭→ ③寿立庵の庭 → ⑤池庭→ ④白砂青松の庭→⑥亀鶴の滝→ 新館を回りました。
廊下の窓からこぼれる美しい庭園の木々たち!
美術館なのに、美術品に目もいかず庭園の美しい景色ばかり追ってしまいました。いや、そっか、この庭園はこの美術館の最高の生きた美術品なのだ!っときづくもももち。美術品の写真は撮影禁止ですが、庭園の写真は自由に撮影できます。
庭に出れないのが少し残念に思いましたが、実際、この美しい景色に踏み入れるのにも勇気がいることでしょう。
②の苔庭。の所に庭園日本一の碑と其の横に足立美術館の創設者足立全康の彫像。
足立美術館は、事業家として成功した足立全康の「郷土に恩返しがしたい」という思いから、昭和45年に設立されたそうです。「郷土に恩返しがしたい」だけではなく、創設者の日本画と庭園に対する強い思い、情熱を庭園を見て感じとれます。
③の茶室寿立庵は唯一庭に出ることができます。
日常を離れ、美しい庭園の景色に身を置き、静かなひと時を過ごせる場所だと思います。
世界で認められた日本一の庭園、一度は訪れた方がいいでしょう、この美しさに心を奪われることが間違いないと思います。
滝があります!
画面を拡大して撮った写真なのに、小さく感じます。5万坪も有することの庭園ですので、当たり前ですが、少し遠い所にあります。笑。
ここから眺めることしかできませんが、人工であんな所で滝を作ったのはどれほど大変なことだったでしょう。改めてこの庭園に込められた思いのすごさを感じます。
⑤の池庭の近くに「生の掛軸」があります。
「生の掛け軸」とは、壁に穴を開け、外の景色を掛け軸の絵に見立てること、両サイドにあり、変化しつつある「生の掛け軸」は見飽きることなく、綺麗でした。よく考えついたものですね。
季節は春、緑一杯の庭園は心を落ち着かせてくれました。館内に飾られた夏、秋、冬の景色どれも素晴らしくてこの目で直に見たいなぁと思いました。
入館料はそれなりのお値段ですが、価値は全然あると思います。日本画に興味のある方でもない方でもこの美術館で大変素晴らしいひと時を過ごせるのではないかと。また違う季節の景色を見に来れたらいいなぁ~