鳥取・島根⑯:石見銀山「大森の町並み」
銀山地区を楽み、自転車を返却した後大森の町地区を散策していきます。
自転車屋さんの弥七の近くの入り口から町並みを道なりに散策していけば、最終に大森代官所跡バス停までたどり着きます。そこからバス乗って石見銀山のビジターセンターに戻るのはスムーズでお勧めのコースです。
朝早かったので、またそんなに人が居ません。
ここ大森の町地区は江戸時代の武家屋敷や代官所跡、石見銀山で栄えた豪商・熊谷家住宅など、当時の面影を今も残しています。
歴史的な建造物が立ち並ぶ町に身を置き、静寂の中に、時間が止まったように感じます。
自動販売機に歴史感を漂う木造の外箱、まさに今と過去のコラボレーション。思わずコインをいれてドリンクを買ってみました。
げたのは焼きお菓子
朝早く開店していた焼きお菓子屋さん、面白そうな焼き菓子の形に惹かれ、入店。
小さいお店なのに、こんなにも沢山の有名人が来られていたことに、びっくりです。
人気のお店見たいです。お菓子食べたくなりましたので購入しました。
小さい頃食べたことがあるような、懐かしくて不思議な焼き菓子でした。もももちは好きな味でしたので、ぜひ試してみた下さい。確か一パック540円だった気がします。
映画 [アイラブピース]のロケ地でしたので、町のいたるところにこのような立て札や小さく映画の主人公が何かをしたと案内している張り紙などがありました。
もももちは [アイラブピース]という映画を知りませんでしたが、こんな所での撮影だから、きっと人情が溢れる暖かい感動的な映画だろうなと思いました。
おっと!床屋さん!しかも、理容遺産認定第一号ですって!すばらしい!
理容館アラタ・和田珍味石見銀山店」
大正末期の理容文化を残す重要な理容遺産と認められ、全国理容連合会「理容遺産認定」の第一号店として認定されました。
現在は、石見名産「ふぐの味醂干」などを販売していますが、石見銀山店として保全・維持、情報発信、お土産物販売のほかに、休憩所として多くの観光客に利用してもらえる場所にもなっています。
アールヌーボー調の理容椅子や手動式バリカンなど、実際に利用されていた理容道具が展示されており、理容椅子は、なんと座って写真撮影もOKだそうです。
大正~昭和初期の雰囲気を味わえる大森の町並みでもオススメの写真スポット、ぜひ自分の一枚を撮ってみてください~
オペラハウス「大森座」
100人収容が可能な世界一小さなオペラハウスだそうです。
世界遺産石見銀山の地の楽しい文化のシンボルになればという思いは世界一大きいかもしれません。
大森代官所跡
石見銀山領の行政を司った国の史跡にも指定されている代官所跡。現在は資料館となっております。絵巻物や古文書、銀鉱石や精錬関係の道具などが展示されており、石見銀山の歴史を追体験できます。
このほかにも、大森の町の景色を一望できる岩盤の上に建立された観世音寺や、いまは町並み交流センターとなってる旧大森区裁判所など、徒歩20分ほどの町なのに見所がたくさん、守り続けられてきた町並みや其の暮らし、歴史、伝統文化を重んじり、忘れ去られることなく代々引き継がれていく事の大切さを、町全体で語りかけているように感じます。
いつかの子供にも、子供の子供にもこのような歴史を感じられる地でのんびり、ゆっくり時の流れを味い、昔の暮らしを知ってほしいものです。
石見銀山関連の記事↓