イタリア: フィレンツェからピサの斜塔への行き方 ~ハプニングと縁のある出会い~
ローマからフィレンツェに行きました。フィレンツェから列車でピサを見に行こうとしたら、ヨーロッパにきて初のハプニングが発生~笑。
フィレンツェからピサの行き方
・フィレンツェSMN駅(中央駅)からLIVORNO(リヴォルノ)またはPisa(ピサ)方面行きの普通列車か快速列車に乗ります。
・約1時間でピサセントラル駅に到着します。
・ピサセントラル駅からピサの斜塔へ徒歩で約20分で到着します。
のはずでしたが、事前に買ったチケットの時間通りに中央駅に行ったら、その列車がキャンセルとなり、表示板から消えたのだ。急な運休らしい~唖然。
キャンセルって、じゃ、どうしたらいいんだってなりますよね。ちょっと動揺しましたが、そしたら、どうやら同じとこ行きの人たちが違うホームに行き始めたので、ついて行き、乗車できました。
あ〜乗れたっと安心したものの、列車が一向に動き出さない、とっくに時刻が過ぎているのにもかかわらず、まったく動かない、最初は落ち着いたものの、だんだんと列車内もざわつき始めて、ざわざわ、ざわざわ。そのまま一時間半ぐらい経って、ピサは諦めなきゃいけないのかなと思ったその時、乗車中の人たちが、列車から降り始め、走りながら隣のホームに走り出した~
もう何がなんだがわからないまま、もももちもとなりのホームに走り出した、途中いた駅員らしい人を捕まえて、ピサにいくのかって聞いたら頷いたので、そのまま乗車。
なん〜てこった。
今度はちゃんとすぐに発車しましたが、車内に表示板がない!!!アナウンスもイタリア語しか流れない!!!
なん〜てこった。
地球の歩き方を手にして、壁に貼ってある駅の名前を凝視して、止まる駅と照り合わせながら、何個めの駅かをカウンターするもももち。
っと
そんな壁に凝視したもももちに声をかけて来た人がいました!!!
なんと、月末に日本のイタリア大使館に赴任するイタリアの方でした。しかも、もももちが帰国する同じ日に!!!なんという縁でしょうか!!!神様に感謝します。
日本語の地球の歩き方を持ってたので、表示板なくて困ってるのかなぁって思って、もももちに話しかけたのだ!!!
駅に着いたら教えるから安心してっと。そのままピサセントラルまでお話をしました。
大変助かりました。
この出会いに今でも感謝しています。
そして、おかげ様でピサセントラルに無事下車できました!大分時間が経ってしまいましたが、つけたのは何よりです。
駅からピサの斜塔まで、道行く人々に道を尋ねながら、ひたすら歩きます。
ちなみに、ピサセントラル駅前広場目の前には、ピサの斜塔行きのバスが出ているそうなので、歩きたくない人はバスがお勧めです。
結構歩きます。ピサまで商店街みたいのが続いており、レストランやバーがたくさんありました。人々がディナーを楽しむ光景はイタリアっぽくて好きでした。
あっ、そういえば、イタリアにきてから、料理のおいしさに感動する毎日でした。笑。
おっ、見えて来た!見えて来たぞぉ!傾いてるぅ?若干?
ピサの斜塔
イタリアのピサ市にあるピサ大聖堂の鐘楼であり、世界遺産「ピサのドゥオモ広場」を構成する観光スポットである。高さは地上55.86m、階段は296段あり、重量は14,453t、地盤にかかる平均応力は50.7tf/m2と見積もられている。一時傾斜の増大と倒壊の危惧があったがその後の処置により、当分問題ないと判断されている。5.5度傾いていたが、1990年から2001年の間に行われた工事によって、現在は約3.99度に是正されている。
ちょっと直して見たら斜め度合いが軽減されたきがする、笑〜
でも、実際足元まできたら、こんなにも傾いているんですね。
ここの地盤の土質が極めて不均質の上、南側の土質が相対的にやわらかく年月を経るうちに傾き始め、それにより回転モーメントが増大してますます地盤に対する負担が大きくなり、結果的には塔の南側が大きく沈下するという事態に陥っただそうです。
さらに、ここから最上階に登ることができますが、ちょっと怖いかなぁ~
夢がかなったので、暗くなってきたし、また元の道から戻ります~
アルノ川の夕暮れの美しさにうっとり~、一人でさみしく眺めていると話かけてきた人がいたので、怖くなり足早く駅に向かいました。
帰りの電車はフィレンツェ行きでしたのでスムーズに帰れました。
また、一つ思いもよらぬ列車の経験ができました。
よくある話みたいですが、列車の急な運休が出たら、焦らずに近くの窓口に行きましょう~