シンガポール2-④:北京のpm2.5
今回の北京乗り継ぎのシンガポール行きの北京に降りたとき空気のよさに驚きましたので、思わず前回の空模様と比べてみたく思いました。
この画像は前回ついたときの空模様でした。
PM2.5って!?
粒径2.5マイクロメートル以下の非常に微細な物質。PMはparticulate matterの略で、微粒子と訳される。スーパーPM、微小粒子状物質ともいう。火山灰や森林火災時に発生する自然由来のものに加え、石炭火力、あるいは自動車の排気ガスなどに含まれ、大気汚染の原因物質となる。その主体は硫酸塩であり、石炭やガソリンを燃やすと発生する二酸化硫黄(いおう)が空気中で酸化することで生成される。ほかに亜鉛、銅、スズなどの重金属も含まれている。こうした物質を一定量以上吸引すると、気管支を通過し肺の奥まで入って付着し外部に排出できないため、喘息(ぜんそく)、気管支炎、肺癌(はいがん)をはじめとする呼吸系・循環器系の疾患をもたらすことがわかっている。
日本大百科全書より
肺がんなどの病気をもたらすほど恐ろしいPM2.5ですね。
日本では、1973年(昭和48)に環境基準を定め、大気中に浮遊する粒径10マイクロメートル以下のPM10については排出を規制してきたが、2009年(平成21)にはPM2.5に対して、より厳しい環境基準(1日平均、1立方メートル当り35マイクログラムまで)を設定した。
でも、中国ではその基準がゆるく、石炭火力や自動車の排気ガスから大量のPM2.5が発生している。
そして、前回の1月北京に着いたとき、とにかく空気がひどかった。空模様を見ればわかりますが、もう辺りのものも見えなくなっているぐらい空気が淀んでいました。
においも澄んでいなくて、柴炊きをした後の炭のにおいが充満し、すいにくくて、もももちがついた瞬間から頭痛がすごかった!おまけにマスクなんて準備しなかったので、北京空港に滞在した6時間は大変つらかった!
でも、今回は比較的に綺麗な空気でした。変なにおいが混ざっていなく、辺りの景色も見えて、着陸前から心配してはいましたが、すっきりしました。一応マスクをしましたが、頭が痛くなることもありませんでした。
どうやら、PM2.5濃度は季節による変動があり、例年3月から5月にかけて濃度が上昇し、夏から秋にかけては比較的安定した濃度になっているらしい。
本当によかった!
中国のPM2.5環境汚染状況をリアルタイムで確認する方法がありました!
こちらのサイドは北京の大気汚染をリアルタイム大気質指標を出してくれるサイドです、旅行に行く際に気になる方は事前に調べた方がいいと思います。
北京だけではなく、上海などのいくつかのメイン都市のも見れますので便利です。
いつか、汚染がなくなるといいなぁ~